2010年10月アーカイブ
私のお師匠様である、
「招運」は、「運」を招くこと
空海密教第五十三代大行満阿闍梨孔雀王修岳師の口伝より
「運」には、
「招運」「育運」「開運」「幸運」「強運」という5つのレベルがある。
「招運」は、「運」を招くこと
「育運」は、「運」を育てること
「運」が育った結果、目に見えて良くなった状態が「開運」
「運」の良い状態が持続するのが「幸運」
「幸運」のペースがあって、さらに「引き」が強い状態が「強運」
「運」を理解したければ「気」を理解する必要がある。
「運」になる前のエネルギー系が「気」
そこに情報系が加わって初めて「運気」が形成される。
「運」を良くしたければ「気」に関心を持つこと。
場の良い「気」、良い人の「気」と関わる。
それと「方向性」「情報」に関心を持つことである。
「般若心経」は、仏教聖典の中でも、おそらく多くの書物が著されているのではないかと思います。
般若心経は「智慧の感性の精髄を説いた経典」です。
その一節に、「度一切苦厄(どいっさいくやく)」と言う節があります。
「苦」も「厄」も、苦しみ。「度」は、こえること。
苦難や災難にあった時、その原因を外に求め、
他人を責めたり環境の責任にするのが人間の常です。
しかし、事実は一つ。
仏教では、苦の原因(因果の道理)を深く諦観し
「惑業苦の三道(わくごうくのさんどう)」と教えています。
すなわち、苦が生じる原因は、自分がなした業(ごう)にある、さらにその根底には
「我あり」という根本的無知がある、と。
あらゆる苦厄からの解脱は、
すなわち「我なし」と照見する時にこそ実現し得るのでする。
(般若心経手帳 中村元訳より)
誰にでも、生きていく限り「苦」や「厄」の苦しみはあります。
その時に、他人や外的のせいにしないで
自分自身を見つめ、原因をしっかりと見つめることが
「苦」や「厄」を乗り越える秘訣です。
人生という旅のともに「般若心経」は、「心の道しるべ」になるでしょう。
*照見・・・・物事の本質・実相を明らかに見きわめること。
人生という旅のともに「般若心経」は、「心の道しるべ」になるでしょう。
*照見・・・・物事の本質・実相を明らかに見きわめること。