生活の中の、神道語・仏教語

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日常の生活の中には、神道語や仏教語から来る言葉が
たくさんあります。


<ツキ、 ついている!>
「今日の私はツキがある!」「間一髪で、電車に間に合って、ツイテいる」等の
「ツキ」とは神霊が憑依しているという意味です。



<挨拶>
禅に由来する言葉で、もともとは中国宋時代の口語でした。
「挨は積極的に迫ってゆくこと。拶は切り込んでゆくこと」を
意味しており、禅の修行者が問答などを通じて相手の力量をはかることを
いいました。ここから転じて出会ったときに発する儀礼的な言葉を意味するようになり、
今の意味に変わってきました。

<縁起>
縁によって生起するという意味で、ものごとにはすべて原因があることを示す
仏教の根本的思想の一つです。すなわち、この世のすべての事象は原因と結果の
連鎖によって成り立っており、一神教の神のように何事にもよらずに存在しているもりは
ないということです。因果・因縁も同様の言葉です。
ここから、物事の始まりを意味するようになり、寺院が建立された由来や歴史なども
縁起というようになったのです。

<出世>
現代では、会社などで地位が上がる意味に使われていますが、
本来は仏・菩薩が衆生の救済のためにこの世に現れることをいいました。
俗世を捨てて僧侶になることは「出世間(しゅっせけん)」といいますが、
ここから転じてお寺の住職になることもいうようになりました。
そして、大寺の住職になることが栄達の一つの形と考えられたことから、
栄進を表す言葉になったのです。

~「神事・仏事のしきたりから」日本文芸社 から一部抜粋~



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このページは、龍宝が2011年10月24日 15:43に書いたブログ記事です。

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