五爪龍は、古く中国では皇帝の象徴として、特別最高のパワーを秘めています。また、如意宝珠を持っており、意のままに様々な願いをかなえ、招き入れ、大願を成就するパワーを秘めています。古来から、龍は中国や古代帝国や世界各地で、創造上のものとして神格化され、特に五爪龍は天皇の象徴、吉祥の現れや縁起の良いもの、さらには万物を司るものなどとして、尊ばれてきました。
如意宝珠は、チンターマニと言われ、チンターとは「思考」、マニとは「珠」を表す意味で、「意のままに様々な願いをかなえる宝」という御利益を授け、福徳円満如意吉祥の天龍の八尊の御加護と御利益があります。
金彫は、天地・宇宙のパワーを引き込む、願いを引き込むエネルギーを持っています。
オニキスは、邪念や悪い気を振り払うと信じられ、昔から護符として用いられてきました。また、オーラを発する霊体を保護する膜が強化されると言われています。出会いと別れを司る天然石ともいわれ、過去の悪縁や悪因縁の解消そして新しき良縁の出会いのパワーも秘めています。そして、願望達成の最強エネルギーも秘めていると言われています。
八大龍王神は、八尊の仏で、商売繁盛・事業繁栄・守護の御利益があり、特に飲食業、芸能、接客業、各種サービス業の商売繁盛、事業発展、金運増大、増大増大、福徳円満の御利益がある。さらに、龍神のもつ、如意宝珠は「意のままに様々な願いを叶える」といわれ、福徳円満、大願成就を司ると言われています。
八大龍王神とは、難陀龍王(なんだ)・跋難陀龍王(ばつなんだ)・娑伽羅龍王(しゃから)・和修吉龍王(わしゅきつ)・徳叉迦龍王(とくしゃか)・阿那婆達多龍王(あなばった)・摩那斯龍王(まなし)・優鉢羅(うはつら)龍王の八尊を言う。辨才天女(べざいてんにょ)の秘体にして、八龍を揺動して、諸宝を吐いて悉地を与え給う。霊界龍宮より湧いては無量の光明を放ち、垣河沙劫(ごうがしゃこう)の万徳を備う。弘法大師高野山開創の時、天河辨才天一七日参籠の砌に龍王、宝珠を大師に献じ給うと。是れ法性不二の八大龍王、福徳円満如意吉祥の至尊なり。
「八大龍王摩屁法」より抜粋