護摩について

人が「幸福な人生」を生きることができないのは、「過去」に根ざされた「不幸」を終わらせることができないからです。
また、多くの人が、生まれ持った可能性を最大限に開花させることができないのはそれを阻害している因子を取り除くことができないからです。
弘法大師・空海が日本にもたらした「密教」は、人間が持って生まれた可能性(=潜在能力)を最大限に引き出し「不幸」を終わらせ「幸福な人生」を生きることを可能にする哲学・技術体系です。
空海が本当に伝えたかった密教・・・それを私共は「空海密教」と呼んでいますが「空海密教」には、様々な障害を除去し、自己実現を可能にする「護摩」という技法(祈祷)があります。
「護摩」には、目的や時節に応じて様々な種類があります。
太陽毘沙門天最強運到来護摩(毎月1日)
「経済」繁栄を司っている天体は「太陽」であり、その「太陽」が最も高く昇る時(正午)は、「経済」の気が最も高まる時です。そして「経済」の繁栄を下支えしている「運」は「最強運」であり、この「最強運」を司る仏が「毘沙門天」です。
毎月1日、「太陽」が最も高くなる正午から奉修されるこの護摩は「最強運到来」「財運増大」「事業発展」「商売繁盛」「良縁」「財脈財運増大」等を祈願するための護摩です。
特に、経営者や個人事業主の方にお奨めの護摩ですが、ビジネスに限らず、試験や試合などの勝負必勝を祈願される方も、ぜひお受けください。
不動孔雀王護摩(毎月28日)
「身体」の健康っている天体は「地球」です。
この「地球」(大地)が持つ癒しの力と諸仏の力を集め「身体」のみならず、人生全般を癒す護摩が「不動孔雀王護摩」です。
無病息災・障害除去・裁判勝訴・人事円満・夫婦円満・家庭調和・交通安全・旅行中安全など諸問題の解決を祈願する護摩です。
また、先祖供養や水子供養など、様々な供養の護摩でもあります。
曼荼羅満月護摩(毎月満月の日)
「精神」の進化を司っている天体は「月」であり、「満月」とは「太陽」と「地球」と「月」が一直線に並ぶことで起こる天体現象です。
この天体の関係性に、「精神進化」と「潜在性開花」の鍵があることを「密教」は千数百年以上の昔から知っていました。
「満月」の夜に護摩を受けることで、「精神」を進化させ心を強くし、既に書かれた「宿命」や「運命」を書換えることができます。
潜在性開花・命運良化・真願成就を願う方のために奉修される護摩です。
開運特別誕生護摩
人がこの世に生まれた「誕生日」には、人生を開く鍵が隠されています。
「誕生護摩」は、自らの前世と先祖の否定的な情報(宿命)を変え、未来に起こる出来事を変えこの世で幸福に生きる力を与えます。
宿命に刻まれた悪しき因子を封印し、「幸福な成功者」を生み出す「空海密教」秘伝の護摩です。
年に一回誕生月にしか受けられない貴重な護摩です。